その竹林の枯らし方について1人でもできる実戦的な方法を紹介します。実際に私は1人でやっています。
ここで紹介するのは竹の間伐・間引きではなく根絶・全駆逐を目標としています。
1人で時間も予算もあまり無い人用の方法です。
参考にしていただけたらと思います。
多人数いて予算もあるならまた違うやり方も考えられます。
竹林にて農薬を使わない方法と農薬を使う方法を試しました。
その結果農薬を使わなければならない結論になりました。
紹介する方法で竹林を駆逐してください。
<農薬を使わない方法>
切る時期は竹の子で養分を使い果たした後の初夏から夏に切り倒します。
竹を切り倒すと小さな竹や
笹みたいな草みたいな竹草がどんどん生えてきますのでこれを刈ります。
すぐ生えてくるので2-4週間ごとに何年もかけて刈って下さい。だんだん小さくなって枯れて無くなります。
とあちこちのホームページに竹の刈り方は書いてますが無くならないんです。無くなった気になっているだけです。
竹林を刈ると陽が入るようになって下草も雑木もどっと生えますから毎月その中に分け入って何年も竹草を探して全部刈るなんて大変すぎて無理です。
少しは残ります。竹草は1つでも残っていたら少しずつ増えて何十年後には竹林に戻ります。
あなたが死んだらだれも管理しないんですからまた元に戻っちゃいますよ。
竹草は年月をかけ増えて行き
少しずつ大きな竹を生やして、養分を貯めていって元の大きな竹林に戻ります。
竹草はこつこつと農薬をかけるか、地下茎を掘り起こしていくしかないです。
地下茎を掘り起こして駆逐するのは大変すぎて現実的ではないです。
また斜面地の場合実質不可能になります。
どのような本物の木の羽目板とは
<農薬を使う方法>
充電式電気ドリルで地面から30センチから50センチ位の所へ穴を開けます。節から2,3センチ下です。
ドリルは木工用ドリルで5ミリほどで良いです。
その穴に農薬を入れます。ラウンドアップが良いですが
高いのでグリホアップとかのグリホ系の安いのでいいです。
ラウンドアップは宣伝料や登録料?なんかのせいで高すぎです。
効果はおなじなのでグリホサート系のジェネリック品、コピー品を使いましょう。
特売日に買っておきますが、なぜだか500mlの方が単価的に安いみたいです。通販で安く売っています。私は通販で箱ごと買っています。
農薬を入れて差し入れる容器は洗浄びんというビニール製の瓶です。250ml程入って、目盛りがあり、フタから細いチューブが底までささっていて容器を握ればチューブの先から農薬が出るものです。
グリホアップ500mlの容器なら注ぎ口のフタが合うので交換するだけで良いです。
ふたの長さが合わず、閉めすぎるとふたが壊れますので注意してください。
原液のままラウンドアップなら10ml、グリホアップなら安いので20mlほど多めにいい加減に入れます。太い竹には30mlと多めに入れます、量が少ないと枯れないので基本的に多めに入れます。
穴に雨が入らないようにガムテープを巻いておきます。農薬を入れた目印にもなります。
以上の道具をホームセンターで、農薬を入れる大工腰袋も購入して作業ベルトで腰に身につけます。ガムテープもひもを通して携帯してください。
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農薬の時期は春から秋までで暖かい時期にやった方が良いです。初夏-夏の方が早く枯れます。
竹は地下茎でつながっていますが、全部の竹にやってください。
農薬は数メートルまでしか届かず、隣の竹であっても地下茎がつながっているとは限りません。
半年から1年でほぼ9割以上が完全に枯れます。枯れなかった竹は再度農薬で枯らしつくしてください。
農薬を注いでも枯れないしぶとい竹もいますので、次は多めに注入して、枯れるまで繰り返してください。
竹草、竹の草が生えてきたら農薬を撒いて枯らしてください。
翌年出てきた竹の子は農薬のため食べられません、竹の子は折らずに竹にしてから農薬を注入して枯らしてください。
枯れた竹は、竹を切り倒して処分していきます。
●何故竹にドリルで注入する方法が良いかの説明
・連年全伐式
竹の子が伸び切り地下茎が養分を使い果たした夏季に全伐します。
翌年竹が生えてきます。これをまた夏季に全伐し、これを数年繰り返し
竹草になったところで農薬を使い枯らします。
噴霧するか筆で塗るか、ゴム手袋に軍手をはめて手で塗る
全伐の回数分手間がかかりますし、処分する竹も増えます。年数もかかります。
草竹の範囲も広くなります。
農薬使用量は一番少なくなります。
・全伐後節抜き農薬注入式
根本で全伐後の根側の節を抜いて農薬を注入してもいいですが、節を抜く手間と、根の後処理が手間が増えます。伐採と農薬注入を同時に行うので一日に農薬注入できる本数が減ります。雨と蚊の問題があります。
・ドリル注入式
ドリルに注入した場合ほぼ地下茎も枯れますので、ほとんど竹草も生えてきません。全伐は一度で済みます。枯れた後に処分すればいいので竹の処分に時間的余裕ができます。
・腰高で切り倒し後、残った竹に農薬注入式
この方法は1,2度しかやった事なくデーターが足りません。。竹を切る季節によるのか、竹から大量に水がふきだし。農薬が薄くなります。
これで枯れた事が無いので私はもうやりません。このやり方がどうなのか私には分からないです。
いずれの場合も最後の竹草には農薬を使います。
一番手間がかからず労力が少なく、短期間で駆逐できるのがドリル注入式になります。
斜面地の場合にもドリル注入式の方が安全で手間がかかりません。
蛍光バラストが最後に行う方法を長い間
<竹の処分方法>
まずチェンソーで地面から50センチから1メートル位の所で切り倒します。
切り倒す竹が多すぎるので疲れます。疲れたら続けられませんのでチェンソーを買ってください。
坂用に手ノコも要ります。歯の荒い園芸用とかsilkyの銀河 仮枠用がオススメです。荒目の歯でザクザク切ったほうが早くて楽です。
手ノコは歯が交換できるのにしてください。切れなくなったら交換してください。s
竹用ノコとして売られているものは加工用で切り目がきれいになるように刃の目が細いもので、伐採用には不向きです。
水平に切ってください。ナナメに切ると体が倒れたとき刺さるので危険です。
木と一緒で、倒したい方向に水平に受け口と段差をつけて反対方向から追い口を切っていけば倒す方向をコントロールできます。
竹を切り倒したら両刃の鉈で枝を落とします。上から下へ向けて枝を落とします。
竹を切った根側は腐らせるためと水がたまり蚊がわくので鉈で割っておきます。
竹はまとめて積み上げます。坂ならば竹を長めに残してつっかえ棒にして積み上げます。
根側は何年かしたら根本が腐るので倒せば簡単に抜けます。50センチから1メートル残すのはこのためです。
低く切るとつまずいてこけやすいです。
切った竹は屋外に10年放置していても腐って無くなるものじゃないです。
予算があればチッパー・シュレッダーで粉々に、もしくは業者に処分してもらうか
パイプ単管で玉切用馬を作ってチェンソーで細切れにして
ドラム缶焼却炉を作って燃やすか、粗大ゴミか家庭ゴミとして出すか
腐るまで気長に待ってください。
チッパー・シュレッダーはレンタルで借りたら良いです。
<ドラム缶焼却炉>
竹を燃やすのに安くて大きく安全な焼却炉の作り方です。
ヤフーオークションで売っているドラム缶焼却炉用フタを手に入れます。
ドラム缶を手に入れて平タガネかグラインダーで上側は全部抜いて
下側はフチから10-15センチほど残して真ん中を丸く切り抜きます。
煙突はステンレス火の粉止め煙突を付けます。
ロストルは必要です。
フタはサビやすいので波板トタンに穴を開けて煙突を通して屋根を付けます。すき間はコンクリで埋めます。
基礎はブロックを積んで作ります。底から空気が入り、灰は底の穴から下に落ちてきますので灰が貯まるように取り出しやすいようにコの字型に組んでください。地面を掘り込みより灰が貯まるようにしてください。
ドラム缶の横に穴が開いていないのでサビなくて長持ちしますし火の粉が飛ばないので安全です。
強風で倒れる時は倒れないように工夫してください。
焼却炉については、地元の行政、消防に確認願います。
<ヤブ蚊除け>
夏の蚊除けにはパワー森林香(赤色)を専用器具に入れて腰から下げます。
一番よく効きますが、さすがに汗をかくと蚊がきますから
汗をかかないようにペース配分してください。
<隣の土地からの侵入竹>
自分の土地に生えてきた竹は自分の物になります。
竹の子を折り続けるか、のばしてからラウンドアップを大量に注いであげてください。
親の方も枯れてくれます。
もしくは許可をもらって隣の竹を枯らして下さい。
他人の土地の放置竹林を管理できる仕組みがあります。行政に相談してみてください。
<次世代に竹林を残さないで>
個人やグループで竹の子や竹炭や竹加工で竹林の活用する活動をされていますが
活用なんかしないでください。
あと何年生きられてそんな活動ができるのでしょうか。
竹の地下茎は1年で8メートルも伸びます。
土地境界線付近の竹はほったらかしで、跡継ぎもいないのじゃないですか?
次の若い世代はそんなことしませんのでそれよりも体が動く間に竹林を無くす活動をしてください。
先人達のせいで放置竹林は隣の土地もその山全てを、ゆくゆくは日本中を放置竹林にします。
竹林を無くして土地を違う事に活用してください。
竹林よりもっと良い使い方が他にもあるでしょう?
たけのこが竹林放置の言い訳になっていませんか?
せめて隣の土地に迷惑かけないように雑木林にでもしてください。
死んでからよそ様や子や孫、ひ孫から怨まれますよ
使い道がなくても他の土地に迷惑かけないように枯らしてから死んで下さい。
竹の子を取ったり、竹を切ったり、活用したりするボランティアの人もそんなことをせずに
竹を枯らす活動をしてください。今何歳ですか?あと何年体が動きますか?
同世代の仲間うちだけの活動だから新しい世代の仲間も増えないでしょう?
竹林駆除をしてください。
農薬を注入して立ち枯れさえすれば、そのまま放置しておけば良いです。
そのうちに竹も倒れて朽ちてはてて、下草も生えて木も生えてきます。
どうしても竹の子が欲しいのならちょっとだけ残したら良いです。
ちょっとでも十分な数の竹の子が取れるでしょう?
活動やめるときまでには枯らしておいてください。
新しい方法として現代農業という雑誌には
竹は1mの高さで切れば根まで枯れる
との特集が組まれています。休息期の真冬に竹を地上1メートルで切っておくと生育期に水が吹き出して枯れるということです。
検索してみてください。
雑誌の記事では狭い範囲でしか行っておらず。広範囲では行っていません。
竹の子が逆に増えた事例も書かれています。
切った竹が枯れるのならば、その竹林を全てこのやり方で伐採して数年ほど、竹の子、竹草が生えないのか確かめるて欲しいですね。
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